正確に・わかりやすく・優しく JALが成田空港で接客コンテスト開催

日本航空は4日、成田空港で、同空港で働く地上係員による接客技術を競う「N―1グランプリ2019」を開催した。同社が接客サービスの向上のために開催しており、今回で6回目。推薦などで選ばれた9人がアナウンスと接客対応の二つの審査で、日ごろ培った技術を披露した。

 

 

アナウンス審査では、雷雨で地上作業が中断したため出発時刻が未定となったという想定で、日本語と英語を交えて3分程度で伝えた。正確さ、わかりやすさのほか、旅客に寄り添う優しさも審査のポイントとなった。接客対応の審査は、チェックインカウンターで5分間のロールプレーイング方式で行われ、事前に内容は知らされず、外国人や目の不自由な人にどうやって対応するかも審査された。

 優勝は入社4年目の宮里ミッシェル光さん(26)、準優勝は入社3年目の八瀬辺真子さん(24)で、2人は、11月に開かれる国内外の空港で働く同社の地上係員の代表によるコンテストに出場する。今回初めて設けられた特別賞には入社3年目の鈴木里菜さん(24)が選ばれた。

 宮里さんは「1カ月間練習してきた。接客でうまく会話を広げられなかった反省点もある。さらに磨きをかけたい」。八瀬辺さんは「カウンターの前で並んでいるお客様への配慮や、口に出さないお客様の思いを引き出したい」と、11月のコンテストに向けて表情を引き締めた。

 審査員の1人で地上係員の教育担当を務める石原里江子さんは「練習の時よりもうまくできていた」と評価。成田国際空港会社の田辺誠・営業部門長は「全員優劣なく個性を発揮していた。日ごろの業務でも継続してほしい」と講評した。

 

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